不安や疑問を理由にコロナワクチンの接種を迷っている人に向けたQ&A

新型コロナウイルス、特にデルタ株の感染が広がり、特にワクチン接種の必要性が強く叫ばれるようになりました。

現状、若者はワクチンを打ちたくても予約さえ十分にとらせてもらえない状況にあります。かし、打とうと思えば打てる選択肢があるけれど、不安や疑問があって接種を迷っている人も多くいます。

不安や疑問があって接種を迷っている人に向けて、私が現時点で集めることのできた情報について解説します。

長いですが、接種を迷う人が不安や疑問に思いそうなポイントを網羅したつもりなので、迷っている人はぜひご一読を。

見たこともないような感染症が流行って、いろいろと行動制限させられて、理不尽な政策に振り回されて、よくわからないワクチンの接種をぐいぐい勧められて… 不安になって何を信じていいかわからなくなり、とりあえず怖いからワクチン接種は様子を見ようかな、となる気持ちも理解できます。

不安や疑心暗鬼に陥るのは、多くの人が十分な情報を得られていない中、人としてごく自然な反応だと思います。私自身、標準的な医療を信頼できず、病院に行く以外の方法で健康になろうと必死だった時期があるので、なおさらそう思います。

ただ、それでもワクチンの接種には不安になる「必要はない」んだよ、十分に情報を得ることができたらきっと少し安心できるよ、と言いたくて、この記事を書いています。

Contents

怖いことに巻き込まれるのではという不安

ワクチンにマイクロチップが入っている。個人情報が把握される、5Gに接続される。

モデルナのワクチンに金属片が見つかったというのでよけいに不安に思ってる人多いかもしれませんね。でも不安に思う必要ないと思います。

コロナワクチンで使われる注射針で最も太いものはおそらく29Gで、これは内径が0.15mm。こうした注射針を通るサイズの極小のマイクロチップはたしかに開発されていますしかし、このサイズだと現在のところできるのは体温や血圧などのバイタル値のチェック程度の機能しか持たせられないよう。

ID機能を持たせてクレジットカード決済やサービスの会員証などとして使えるレベルのものとなると、少なくとも米粒ぐらいのものを手の甲に埋め込む必要があるようです。

こうした現状を見るに、現在のところ、注射針を通るサイズのマイクロチップで人の複雑な行動把握は無理だと思います。

また、仮にそのような情報を注射針を通るサイズのマイクロチップが取得することが可能だとしても、そういった情報を外部が受け取るにはおそらく店のレジとか駅の改札とかでピッとするような至近距離で超音波などを当てる必要があります。携帯回線(5G)に接続するとなるとたぶんどれだけ小さくても数センチ角の面積のある基盤を一緒に埋め込まないといけないと思うので、やはり技術的に無理なのではと。

このあたりは私は詳しくないので、電気回路とか通信技術に詳しい人が周辺にいれば訊いてみてください。

もしそれでも気になるのであれば、おすすめはしないですが、接種後にレントゲンをとってもらうとか、金属探知機を手に入れてあててみるとか、それでもし何か見つかれば皮膚科に行って切開してとってもらうとかすればいいのでは。万一マイクロチップと無関係なただの金属片が混入していた場合も含め、怪しいものは取り去ったうえでワクチンの効果(後述しますが、とりあえずかなりの場合コロナで死なないで済むようになります)だけ得られて得なのではと思います。

ちなみに接種時の針の刺さる深さは13mm〜20mm程度とのこと。

あと、もし、コロナに対する恐怖を煽ってワクチン接種を進めることで人減らしする計画が進んでるんだとしたら、いろいろな国の機関が死亡者数や感染者数をなるべく隠蔽しようとしてることの説明がつかなくなると思います。恐怖を煽りたいんだったら、ほら、こんなに死んだ! ってむしろどんどん多く報告すると思いませんか?

https://www.kyoto.med.or.jp/covid19/pdf/20210226vaccine05.pdf
https://www.bebit.co.jp/?blog=microchip
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52302021/
https://www.sus-yamatoku.co.jp/pdf/P082.pdf
https://www.asahi.com/articles/ASP2L33L1P2JUHBI00B.html

安全性に対する不安

新型コロナワクチンの治験は終わっていない(ので安全性が不安だ)

不安に思う必要はありません。

治験が継続中(終わっていない)のは確かですが、「有効性・安全性」についてしっかりした評価が行われたうえで一般への接種が決められています。

いま続けられている治験は、効果の「持続性」などについてのもので、「有効性・安全性」に関わるものではありません。
なので、治験が終わっていないことで安全性について不安に思う必要はありません。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0082.html

接種者からスパイクタンパクが排出されると聞いた(危険なのではないか)

不安に思う必要はありません。

mRNAワクチンの接種者から他の人に伝播する形でスパイクタンパクが排出されるのかどうかは、私の知識では確信の持てる情報は得られませんでした。

ただし、仮に接種者からスパイクタンパクが排出されるのだとしても危険はないと思われます。というのは、スパイクタンパクは単体ではヒトの身体に何も悪さをできないからです。

「スパイクタンパク単体ではヒトの身体に悪さをできない」を理解するには、新型コロナウイルスの構造と感染成立の仕組みを知る必要があります。

新型コロナウイルスの表面はスパイクタンパクで覆われています。スパイクタンパクのおかげでコロナウイルスの表面はトゲトゲした状態になり(スパイクとはトゲトゲという意味です)、ヒトの体内の細胞に容易にくっつくことができます。新型コロナウイルスがヒトの細胞にしっかりとくっつくとヒトの細胞膜が破られて感染が成立します。

こうした仕組みから、スパイクタンパクは「コロナウイルス本体と共にでないとヒトの身体に良くも悪くもなんの影響も及ぼすことのできない、ただのトゲトゲした形のタンパク質」です。

また、mRNAワクチンの接種後に作られるスパイクタンパクは接種後2週間程度で分解されると言われています。スパイクタンパクのことがどうしても気になる人は、接種者に会いたい場合、最終接種日を確認してその2週間以上あとにすればよいでしょう。

https://www.jiu.ac.jp/files/user/features/image/nukaga01.jpg

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/column/0001.html

mRNAワクチンなのでヒトの遺伝子を数年以内にすっかり変えてしまうと聞いた

mRNAワクチンにはそうした事実はありません。

自分や子孫が遺伝子的に違った生き物になってしまうと不安に思う必要はありません。何か変わった食べ物を食べたりして解毒する必要もありません。

というのは、mRNAとは非常に不安定な物質で、容易に壊れてしまうし、ヒトの細胞の核の中に入ることもできないからです。

mRNAが不安定なのは、mRNAが、物質の生産にあたって必要な情報(設計図のようなもの)をコピーして運ぶための一時的な役割しか持たない物質だからです(mRNAは日本語で言うと伝令RNA。mRNAのmはメッセンジャーのmです。)。mRNAワクチンのmRNAは接種後数分から数日で分解されます。

mRNAが働くのはヒトの細胞質の中で、そのヒトが生きている間に必要な物質の生産などにかかわるだけです。核膜を突き破ってヒトの遺伝子情報(DNA)の入っている核内に入ることはありませんし、その必要もありません。もしmRNAがヒトの細胞の核内に入ることがあっても入ってもしくみ上、mRNAの情報がDNAに組み込まれることはありません。DNAからmRNAが作られることはあっても、mRNAからDNAが作られることはありません。

こうした細胞内の活動のしくみについては高校の生物で習った人が多いと思います。本屋や図書館で教科書や資料集にあたってみてください。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0008.html

mRNAワクチンがどういうしくみで作用するのかわからない(ので不安だ)

mRNAワクチンはとてもシステマティックに作用します。

mRNAワクチンは「新型コロナウイルスが体内に入ってきたときに素早く察知する方法と、ウイルスを撃退する抗体を作る方法を身体に学習させる」形で働きます。

接種されたmRNAは数分から数日で分解されますし、mRNAから作られたスパイクタンパクも2週間程度で分解されます。スパイクタンパクに対して作られた抗体も半年ぐらいのうちに接種2週間後の4分の1程度まで減少します。

しかし、重要なのはワクチンによって身体がこうした予行演習を済ませた状態になること。この、「素早く察知して効率よく抗体を作る」態勢は、半年で大幅に減ってしまう抗体と比べ、長期にわたって継続するだろうと言われています(持続期間についての詳細は冒頭のとおり治験で調査しているところです)。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0021.html

ワクチンには水銀が含まれていて、自閉症児や奇形児が生まれると聞いた

不安に思う必要はありません。

ワクチンには防腐剤としてエチル水銀(チメロサール)が含まれている場合がありますが、これは水俣病とかの催奇形性のあるメチル水銀とはまったく別の物質です。名前似てますが。

また、少なくともファイザー製の新型コロナワクチンにはエチル水銀(チメロサール)は含まれていません(モデルナとアストラゼネカについてはちょっと情報探せてません)。

それに、仮にチメロサールが入ったワクチンを接種したとしても自閉症のリスクはありません。1990年代に一時期、チメロサールと自閉症の関連性が取りざたされましたが、研究が進められ、現在はチメロサールと自閉症の因果関係ははっきり否定されています。また、万が一チメロサールと自閉症に因果関係があったとしても影響が非常に小さく済むように、チメロサールの添加量は年々減らされています。

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/dl/s1018-2f.pdf

副反応についての不安

コロナワクチンで心筋炎になると聞いた(死ぬのではないか)

不安になる必要はありません。

心筋炎の例は確かにあります。特に10〜20代の若い人に多いです。ただしコロナ感染した場合それよりずっと高い確率で心筋炎になります。

若い人の場合、「コロナワクチン打たずに感染して100万分の20,000(100人に2人)で心筋炎になるか、コロナワクチン打って副作用で100万分の40(10万人に4人)とか100万分の4で心筋炎になるか」の選択になります。

ちなみに心筋炎になるのは接種から3-4日以内だそう。心臓への負担を避けるために、接種から1週間は激しい運動を避けることが勧められています。また、これまで報告された中では、接種後心筋炎になったすべての人が軽症のまま治っています。

https://www.facebook.com/moriya.akinari/posts/4510314895697213

ワクチンによるアナフィラキシーが心配(死ぬのではないか)

心配する必要はありません。

アナフィラキシーは急性の全身性の激しいアレルギー症状です。アナフィラキシーが出る場合、接種直後からあっという間に明らかな症状が現れます。アナフィラキシーはすぐに対処しさえすれば死に至るようなものではありません。接種後に15分とか30分の健康観察(その場で待機する)が設けられているのはそのためです。

しいていえば、ワクチンに含まれるポリエチレングリコールに重篤なアレルギーのある人にはアナフィラキシーを起こすリスクがあるため、接種の推奨はされていません。

「ワクチン接種後の死亡」は確かにありますが、丁寧に調査した結果、ワクチンが原因だと特定されたケースはありません。「接種が原因の死亡」と「接種後の死亡」は全く意味が異なります。

接種後の死亡は大まかに言って、高齢であるとかもともと持病があったとたまたま急性の無関係な病気を起こしたとか、「ワクチンを打たなくてもその日に死ぬはずだった人」がたまたまワクチン接種後に亡くなったケースがほとんどではと思われます。

「ワクチン接種と死亡の間の関連性は不明」という言い方に「何か隠蔽しているのでは」という疑いを持つ人が多くいますが、これは単に「今のところ明らかな関連性は認められていない」ことを示す科学的な言い回しで、非常に単純化すれば「ワクチン接種とその後の死亡はほぼほぼ無関係だろう」という感じの意味合いです。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0005.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b4a7b83e97a146b19180d5fb2611a61bf7944fa?page=2

ワクチンで不妊になるのではないか

不安に思う必要はありません。

新型コロナのワクチンで不妊になった例は今のところありませんし、上の遺伝子についての説明のところでも書いたように、mRNAワクチン(ファイザー、モデルナ)がヒトの生殖に影響を及ぼすことはしくみからも考えられません。ウイルスベクターワクチンであるアストラゼネカ製についても同じことが言えます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_astrazeneca.html

ワクチンで流産するのではないか

不安に思う必要はありません。

少なくとも海外の例ではそういった例はありません。妊婦さんが妊娠後期にワクチンを打つと、赤ちゃんにワクチンの効果を移行させることもできる可能性が言われています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0078.html

ワクチンで血栓ができるのではないか(死ぬのではないか)

不安に思う必要はありません。

アストラゼネカ製のワクチンでは稀に血栓の発生があるとされていますが、適切な治療・診断方法も報告されていますし、ワクチンを打たずにコロナに感染したほうがはるかに高い確率で血栓症になります。

また、ファイザーやモデルナのワクチンでは今のところ血栓症との関連は見いだされていません。

アストラゼネカのワクチン接種後の血栓発症確率は1000万人に66人。いっぽう新型コロナに感染した場合の血栓発症確率は1000人に1人以上。どちらのリスクを選ぶかの話になります。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0077.html
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000227036.html

ワクチンで顔面神経麻痺が起きるのではないか

心配する必要はありません。

顔面神経麻痺はワクチンを受けていない人でも一定の確率で起こる病気で、今のところワクチンを受けた人で特に多いという報告はありません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b4a7b83e97a146b19180d5fb2611a61bf7944fa?page=2

副反応などのリスクを負ってまで打つメリットがわからない

ワクチンを打っても感染するなら意味がない。

ワクチンには大きな意味があります。

新型コロナに対するものだけでなく、ワクチンはそもそも完全を完全に防ぐものではありません。それでも感染も発症も大幅に抑えることができるし、重症化や死亡のリスクを大幅に軽減します。

感染、発症、重症化を減らせるということは、病院の病床逼迫のリスクを下げ、通常医療が必要な人(もともと病気や怪我で治療が必要な人)が医療を受けられずに死んでしまう医療崩壊のリスクも下げられます。

こうした意味で、ワクチン接種は社会全体にとって大きな利があるために、できるだけ多くの人に勧められているのです。こうしたありかたを「公衆衛生的ありかた」といいます。

自然感染でついた免疫のほうが強い。ワクチンは健康な人には必要ない。

そうした事実はありません。

現在流通しているワクチンは、新型コロナウイルスのものに限らず、ウイルス自体が含まれず、非常に小さいリスクで「感染の予行演習」ができるものです。

風邪程度で死亡や重症化、後遺症のリスクのないものならちょいちょいかかっても問題ありませんし、感染の経験が免疫を作ってくれてよいかもしれません。

ただし、今回の新型コロナウイルスは予行演習なしに挑戦するにはあまりに強い敵です。皆さんも、いかにも健康で元気な印象だった有名人が次々亡くなっているのを目にしているでしょう。感染したり死んだりする人が弱いのではない、ウイルスがあまりに強いだけです

自然についた免疫は強いと言われるのは、今のように公衆衛生が発達していなかった昔は、ハードな感染症にも耐えられるような、もともと丈夫な人だけが生き残ってきたことからのイメージではないかと思います。

また、新型コロナの場合、ワクチンによる免疫は自然感染による免疫よりも強く、変異株にも強いことがわかってきています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b7b7fe1b597f4faf75983617752425884cb9ce8e

新型コロナはただの風邪。厚労省のサイトにも風邪の一種とあった。

新型コロナは風邪ではありますが、「ただの風邪」ではありません。

新型コロナは確かに単純な定義上は風邪に含まれますが、だからといってほかの風邪と同じ対処でいいわけではありません。

風邪とは「ウイルス感染を主原因とする上気道感染症」のことで、その意味で言えば新型コロナウイルス感染症も風邪の一種だ、というだけの意味です。

風邪の原因となるウイルスにはアデノウイルスやコロナウイルスなどがあり、新型コロナウイルスもこうしたウイルスの新型に過ぎません。ただ、その症状の重篤さがまったく違います。インフルエンザよりも感染力も死亡率も高く、後遺症も多い、極めて危険な感染症です。風邪やインフルエンザと同じ対処で良いとは到底考えられないと思います。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html

ワクチンを接種するとどれくらい感染や死亡が防げるの?

ワクチン2回接種者の感染は未接種者の17分の1
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210820/k10013214571000.html

東京都内の直近1ヶ月間の死者96人のうち7割がワクチン未接種。2回接種後のブレークスルー感染で亡くなったケースはいずれも基礎疾患持ち 
↑なのでワクチンをできるだけ普及させて基礎疾患持ちの人のために社会全体の流行自体を抑える必要がある
https://www.tokyo-np.co.jp/article/125960

米国では新規感染者、死亡者、入院患者の97~99%がワクチン未接種者https://news.yahoo.co.jp/articles/859afdd9bd3055b735b2825cef25370b8d9949b5

未接種者と2回接種者を比較して65歳以上の高齢者の感染が10分の1以下https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000809571.pdf

デルタ株については2回接種で感染率5分の1程度https://www.facebook.com/moriya.akinari/posts/4510314895697213

ワクチンを接種してもブレークスルー感染する可能性、無症状のまま周囲にうつす可能性はありますが、ワクチンが広く行き渡れば行き渡るほど感染者数も感染率も下がり、ワクチンを打てない人や、基礎疾患があってリスクの高い人も守られるようになります。ワクチンには、打った人自身だけでなく、家族や社会の人たちを守る力もあります。

デルタ株など変異株の感染力はどれくらいやばいの?

屋内で双方マスクしていてすれ違っただけで多数の人が感染した疑いのある事例が出てきました。もはや「1密」でも感染するリスクがあるとの報道も。屋外BBQでクラスターとかもたくさん出てますね。

https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/hirano/2021/06/post-21.php
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210430/k10013006461000.html

デルタ株など感染力の強い変異株への置き換わりが進む中、もはやコロナにかかるかかからないかは運のレベルになってきています。だから、感染するのはしかたないとして、せめて発症や重症化、死亡のリスクを減らすため、多くの人にワクチン接種が必要なのです。

ワクチン未接種の場合と2回接種済の場合の感染時の症状の違いは?

未接種者の「軽症」=インフルエンザの10倍ひどい。
2回接種者の「軽症」=インフルエンザ並み。

※未接種の場合、5%の確率で大量酸素や人工呼吸やECMOが必要になって(中等症〜重症)、1-2%死ぬ。ちなみに今、都市部では軽症の人の自宅療養に物資が届かない、保健所から連絡さえ来ない。中等症以上だと入院しようとしても病床があいていなくてたらい回しになっており、自宅療養という名の放置のまま亡くなる人も増えています。

https://www.facebook.com/moriya.akinari/posts/4510314895697213

イベルメクチンを飲めばワクチンもいらないと医者が言っている

根拠のない風説です。

WHOは調査のうえ、イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症に効果があるとの説に科学的根拠があるかは「極めて不確実だ」と述べています。

ほかの国や組織も揃って調査をしたうえで効果にハテナをつけています。以下の記事で詳細が読めます。

https://www3.nhk.or.jp/.../20210823/k10013218191000.html

イベルメクチンについての風説の流布により、すでに本来の用途で使っていた人たちへのイベルメクチンの供給が妨げられています。

なら個人輸入でと考える人も増えているようですが、個人輸入の薬はもともと劣悪な環境で作られた品質の信頼できないものが多いです。今後、イベルメクチン需要を見込んで一儲けしようと、ずさんな方法で作った、イベルメクチンと偽った危険な錠剤等が作られるようになるでしょう。

期待した効果がないうえに、何が入っているかもわからない錠剤を手にしようとすることにはリスクしかありません。最近も日本国内のジェネリック医薬品会社がずさんな管理によって健康被害を出した報道があったことは記憶に新しいですよね。あのようなことのもっとひどいものが起こる可能性があります。しかも個人輸入は自己責任で行うものですから、どんなことが起きても誰も守ってくれません。

https://www.chunichi.co.jp/article/199296

この状況下でイベルメクチンを入手しようとすることは、ご自身にも社会にとっても百害あって一利なしと思います。

イベルメクチンに関連して似たような皮膚疾患の治療に使われる外用薬を内服しようとする人まで出てきているようですが、もちろん効果などありませんし、これは殺虫剤成分なので飲んだりしたらむしろ危険です。

医師・看護師などの医療関係者がワクチンは打つなと言っている

科学的常識に反する風説です。

相手が医療関係者だからといって彼らの言うことを鵜呑みにすべきではありません。

医療関係者、専門家だからといって医療に関する全ての分野に正しい知識・意識を持っているとは限りません。医師も看護師も試験に受かればなれます。100点とらなくてもなれます。

なので、医師免許や看護師免許の有無、医療現場での経験の有無は、その後生涯にわたってその人の知識が100%誤らずに保たれている、新しくアップデートされている、また、その人の主義主張が一般や科学の常識に逸脱していないことを保証するものではありません。

一般の人からすると医師とか看護師というとつい正しいことを言っているような権威を感じてしまうものですが、医師や看護師の中にも「知識が足りない人、常識的判断を欠く人」は一般にいるのと同じぐらいの確率でいると思ったほうがいいです。

Twitterで、人体の細胞の構造という高校生物の内容を十分に理解してないと思われる、よりによってコロナ病棟に勤務する看護師さんの例が流れてきたので、気になって書いてみました。

少しだけ安心してほしい。そしてどうか一緒に乗り切って

政府は簡単に国民を見捨てるようなことをするし、医者に冷たいこと言われたりひどい扱いされたりして傷ついた経験があって、一般的な医療を信じる気持ちになれない人も多いと思います。私もそうでした。

でも、今の私が信じているのは、「個々の医者や医療が人を裏切ることはあっても、科学だけは人を裏切らない」ということです。科学の積み重ねで叶えられてきたこと、科学によって検証されたことはきっと信じていいし、その信頼をもとにもう少し安心して生きていいはずだと思うのです。

ワクチンが本当に人をどしどし殺すほど危険か、もしくは危険である可能性があるのだったら、当然そういうワクチンはすみやかに差し止められます。科学の積み重ねによって、社会にはそういうシステムが作られてるからです。だからアストラゼネカのワクチンは血栓症のリスクがあっても非常に低いとわかるまで多くの国で広域接種は差し止められてたでしょ。

だから、大規模接種が差し止められていない間は大丈夫なんだろうと思っていい。

この記事を読んで、もし「打とう」という気持ちになったら、どうかできるだけ早くワクチンを打ちにいってください。周囲に対して何か説明したり報告したりする必要もありません。もし周りにとやかく言われても気にしないで。あなたはあなたと周囲の人たちの命と健康を守ったのです。

少なくとも私は、あなたが感じていた不安のことも、あなたがしていた選択のことも、あなたがこれからする選択のことも笑ったりはしません。もし周囲に笑ったり責めたりするような人がいたら、その人からは隠れてそっとワクチンを受けにいけばいい。

ワクチンが普及してさえ、変異株の流行はもしかすると年単位で続くかもしれません。苦しい時期はまだまだ続きそうです。つらいですね。私もへこたれそうです。でも、どうかぜひ一緒に踏ん張って、この難局を乗り切っていってください。あなたが、あなた自身やその大事な人も含め、できるだけ多くの人の命と健康を守ることができるよう心から願っています。

免責事項

この記事では、それぞれの項には参照した記事のURLを示しています。参照している記事の多くは官公庁の正式なもの、医師や医療機関によるもの、医師へのインタビューによるもの、医師による監修の入ったもの、関連分野の専門機関によるものです。

ただ、すべての参照記事の内容が正確性の担保されたものとは限りませんし、この記事自体は専門家の監修を受けていません。

この記事はライターである筆者が現時点で集められる情報を集めて単独でまとめたもので、情報の医学的科学的正確性が担保されたものではありません。また、私は医療の専門家ではありません。したがって、この記事を読んで行動されたあらゆる結果について、筆者は一切の責任を負えません。この点あらかじめご了承ください。

個別の医療行為についてはかかりつけの医師に受診のうえ指示を仰いでください。

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