かくれ肥満の発達障害者ソラキ、肉体改造計画

生まれてこのかたガリガリで、その後漫然と10キロの脂肪だけ増やしてきた、かくれ肥満の発達障害者・宇樹は、肉体を改造しようとしている。実際に改造できるかもしれない。人生で初めて。

不調があって当たり前の身体で生きてきた

私の人生は、心の不調よりも前に身体の不調とともにあった。いま思えば、発達障害の感覚過敏からくるもろもろの不調に加え、特性上、つい身体よりも頭を使ってしまう傾向が、身体のコントロール不足に拍車をかけた。周囲の大人に、身体の使い方、身体を使うことの楽しさや利点を上手に教えてくれる人がいなかったことも災いした。

幼少時からの感覚過敏、皮膚の乾燥と過敏、アレルギー傾向。胃腸が弱く、おなかが冷えやすい。すぐに車に酔う。疲れやすい。痩せ型でひょろひょろ。運動が苦手で、姿勢がぐにゃぐにゃ。東洋医学的に言えば虚証というところだろう。西洋医学的に言えば、「筋肉の弱さと代謝の悪さ、自律神経系や体性感覚の機能不全が、ニワトリとタマゴのように相互に原因として作用しあっていた」みたいに言えるだろうか。

冷えのぼせ、片頭痛、ひどいニキビ、月経困難症、頻尿、便秘、ストレスによる食欲不振… 思春期から20代を不定愁訴のオンパレードで過ごし、太る余裕のなかった私はずっとガリ子だった。しかし、30を過ぎてオットのところに駆け落ちして幸せになってからは、順調に幸せ太りする。合計10キロ。この間、まったく運動をしなかったから、ほぼすべてが脂肪だ。

2016年になると、中年にさしかかった身体に、整形外科的な問題がつぎつぎに襲うようになった。変形性膝関節症、腱鞘炎、腰痛、背中の痛み。

ついに不調の原因が判明

これはいかん、と訪ねた整形外科のリハビリ室で、私はとても有能な理学療法士さん(以下PTさん)に出会った。

このPTさんの話は、こちらの記事でも書いている。

【不定愁訴】筋肉や姿勢による不調は理学療法士に頼るのがいいかも

PTは筋肉の専門家。SEが機械のシステムのバグとりをするように、PTは「身体のシステムのバグとり」をする。

まず最初に痛い方向に動かしてみて、1から10のうちいくつ程度の痛みがあるかを確認する。次に、効果があると思われる手技なりストレッチなりをしてから、再び最初の動作をして、痛みの程度や様子を確認する。この繰り返しで、どの動きが効果的か、問題の根本原因がどこにあるかを突き止めていくのだ。ほんとうに「身体のSE」という表現がぴったりくる。

PTさんのこうした丁寧な分析により、私のどの整形外科的問題も、「アゴのアンバランスと、精神的緊張による噛み締め、PC操作を中心とした運動不足な生活習慣」が根本原因らしいとわかった。ここから、肋骨も肩甲骨も骨盤もロックされたようになり、結果としてあちこちに痛みが出ているらしい。

ちなみに、ジム通いを始める前は、この頚椎ストレッチ用の枕を愛用していた。これを使うようになってから、PTさんに「ずいぶんアゴの可動域が出るようになった」と言われるようになったので、数千円出して買った価値はあったと思っている。

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「立ち方がわからない人間」のポテンシャル

毎日身体と向き合っている人の言語感覚は独特で、とても面白い。PTさんがポロッとこぼす言葉の中で特に面白かったのが、「立ち方がわからないときは…」「呼吸のしかたがわからないときは…」「歩き方がわからないときは…」といったもの。

そう! 私は、立ち方も、呼吸のしかたも、歩き方もわからなかった! 人間なのに!

まあでもほら、誰も教えてくれたことなかったしね。しょうがないかもね。

私は、自分の重心がいつも左右に揺れるもんだからいつも腰幅ぐらいに脚を開いて立ったり歩いたりしていたこと、電車に乗っていると自分ばっかりヨタヨタすること、物心ついたときから階段を上り下りするのが不安定で怖かったこと、自転車に乗るのも、歩きながら振り返るのもフラフラするから苦手だったことが、ぜんぜん普通でもないし、逆にやり方を教えてさえもらえれば克服できるものだということも初めて知った。

アゴを動かし、正しい呼吸をし、ふだん使わない筋肉をどんどん動かしていくうちに、整形外科的な痛みは取れ、身体の左右のアンバランスも軽減した。目の疲れもストレスも抜け、歩き方は変わり、かけなかった汗がかけるようになり、なんと片頭痛や冷えのぼせまで減っていった。

PTさんにとっては、自分の身体内部の感覚に敏感な私の言うことも面白いらしかった。私は途中から痛みのゲージを100点満点にして、「100のうちの3ぐらい」とか言うようになっていたのだけど、「100点のゲージで表す人初めて見た」と目を輝かせていた。

筋肉オタクな彼は筋肉についてのいろいろな最新のセミナーに足しげく通っていて、私が発達界隈から持ってくる、体性感覚がどうのとかいう話もやはり面白かったみたいだ。「本来的には可動域は大きいんだけど、実際に使うときにその可動域を…」「体内の感覚には敏感だけど、外部にあるものとの距離感などの把握が…」「アプローチによっては想像以上のポテンシャルが発揮できるのでは」「ふむふむなるほど!」などと、毎度深遠な話になる。

身体を変えたい!

もしかして、人間の身体って想像以上に変えられるもんなのではないか。私の身体のポテンシャルって、実はヤバいんじゃないか。そして、私は自分の身体の変え方を、すでにPTさんから伝授されているのではないか… つまり、宇樹の、伸 び し ろ 、ですねぇ。

とか思っていたこの春、徒歩3分の位置に新しいスポーツジムができた。

ここで続かないのであれば、世界のどこに行っても続かないであろう条件。私は40手前、いまのうちに運動習慣をつけなければ、私はロコモまっしぐら、ゆくゆくは要介護なおばあさんだろう。それはいかん。

一も二もなく入会。結果、すっかりハマった。

女性専用のホットスタジオで30~45分ほど、ゆっくりとストレッチやヨガ、ゴムチューブを使った軽い筋トレなどをして汗だくに。次に、ジムのマシンや自重トレーニングコーナーで、合計30分ぐらい筋トレ。その後、30分前後マシンでウォーキングをし、再びホットスタジオで10分前後整理ストレッチをして終わり。

ストレッチは筋トレでもある、筋トレはストレッチでもある、という話は前から聞いて知っていたが、今回はそれを文字通り体感することになった。胸や腕、背中まわりを鍛えるマシンを使うと、スコーンと目や肩の深いところの緊張が抜け、精神的ストレスまで汗と一緒に成仏していく気がする。マシンはさすがしっかり考えて作られていて、確かにこの筋肉に効く、この筋肉をこう動かすのはこのマシンでしかできない、というのがよくわかって、毎度感心する。

この世の楽園、ホットスタジオ

ホットスタジオを使うようになってわかったのは、静かで薄暗く、温かい、そして人の視線も気にならないこの環境が、私の心身の調整に最適だということだ。逆にいままでは、逆効果にもなりうる環境で無理にがんばっていたのだ。

私はあまりに筋肉が少ないし、ふだんから精神的緊張も強い。しっかり温まり、リラックスできる環境でないと、冷えた筋肉を固めたまま無理に動かそうとする形になって、逆効果にもなりうる。特性上、ガヤガヤしたり視覚情報が多かったりする環境ではリラックスできないし、女性としては知らないおじさんがうろうろしていたりすると視線も気になる。外の環境は天気や季節、時間帯によって大きく環境が違うので、環境変化が苦手な私にとってはかなり不安要素が多い。

ホットスタジオの薄暗く静かな環境で、温かで湿った空気を吸いながらストレッチしていると、日常のゴタゴタからスッと離れて、瞑想的な状態に入っていける。私は母との関係性が複雑なため、母親の子宮、とかいった概念にはちょっと抵抗感を感じるけれど、「安全な母親の子宮」ってこんな感じなのかもしれない。こんなにリトリート要素の満載な独特の空間が徒歩3分のところにあるなんて最高だ。

ホットスタジオの利用条件は、水分補給用のドリンクと、自分のヨガマットを持ってくること。つまり、毎回ヨガマットを持ち歩かないといけない。ジム用品もろもろとヨガマットが楽に持ち運べて出し入れのしやすいバッグを探して、これを見つけた。ボストンタイプのバッグの腹に、ヨガマットを横向きに挿し込めるもの。左右にはドリンクボトルを入れられるポケットがついており、中にはチャックつきのポケットがひとつある。容量はたっぷりで、ガバッと開くのでものの出し入れがしやすい。ヨガマットも運べるほかのバッグは数万するものもある中、これは格安かつ使い勝手もなかなかでよかった。

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使っているドリンクボトルはこれ。密閉でき、開閉しやすい飲み口と、持ち運びのときに便利なストラップがついている。

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身体の劇的な変化

身体は劇的に変化していった。日中、かなり根を詰めて仕事をして、精神的に消耗し、身体がガチガチになってしまっても、ジムに行って上記のコースを終えるとすっかり元気になる。おいしく食事して、お風呂を済ませてベッドに入れば、朝まで記憶がないほど熟睡、起き抜けも身体が軽い。

化繊の服が肌にあたるといちいちすぐにかぶれていたのが、どうもあまりかぶれないし、足やひじのカサカサなんかもマシになって、過敏状態が少し落ち着いた気がする。身体全体の代謝がよくなったことによって肌に十分な栄養が供給されるようになって、肌の状態がよくなった可能性があると思っている。

体重はまだあまり変わらず、体脂肪率が少し下がって筋肉量が増えていっているところなのだが、ボディラインは別人のように引き締まった。二重あごもかなり引き締まった。顔の左右差はまだもうちょっとだが、目が大きくなり、肌ツヤもよくなって、全体にずっと健康そうで溌剌とした印象になった。腰まわりの可動域もかなり出せるようになってきたので、腰痛の残党も、さらに体幹の筋肉がしっかりするとともに消えていく気がする。一生つきあっていくんだろうと思っていた下腹ぽっこりや胃下垂ともおさらばできるかもしれない。

私は長年、過活動膀胱に悩んでいる。尿失禁はいっさいない(このため、ずいぶん長い間、自分が過活動膀胱だとは思わなかった。たいていの過活動膀胱のパンフレットには尿失禁がつきものみたいに書いてあるからだ)のだが、よく言われる骨盤底筋群も含め、骨盤周りの筋力がしっかりし、内臓をしっかり支えられるようになったら、尿意切迫感なんかもマシになるかもしれないと思って期待している。

目指せ、ヘルシーバディ

ガリだった頃から漫然と脂肪だけをつけ続け、いままでの人生を通して筋肉不足な身体であり続けた私が、ついに筋肉をつけ始めた。まずは人並みを目指して健康になり、あわよくば、憧れのシュッと引き締まったヘルシーバディになりたい。実は憧れなのだ、女性でもアスリートのように締まった身体。

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